重量課金制!
2013.04.11
4月9日の日経新聞の春秋の記事がず~っと気になっていたので取り上げます。
記事の内容は肥満大国であるサモアの航空会社が重量課金制(Pay-by-weight)を導入するというものです。自分の体重+荷物の合計に課金するそうです。
批判が沢山出そうですが、私は理にかなった素晴らしいやり方だと思います。(以前超肥満の人に対し、通常運賃の2倍を請求する方針を打ち出した航空会社がありました。今も続いているのでしょうか?)
航空会社は飛行機の減価償却(若しくはリース代)の次に燃料費が大きな費用項目です。燃費は機体重量(備品、消耗品、飲料・食事含む)+搭乗人員の総重量+荷物の総重量によって決まります。
ということは、サモアの航空会社を主語にすれば収支予想が立てやすくなります。この試みはサモアの国民の肥満改善=メタボ予防キャンペーンという意味合いもありそうです。
しかしながら、この重量制の導入の大きな課題は空港での体重測定です。事前申告した上に搭乗前に体重計に乗るのです。これは特に女性の方には大きな抵抗感があるでしょうね。結果として成功するのか、ブーイングの嵐を受け重量課金制を取りやめるのか見物ですね。
私としては成功して欲しいと思っています。公平と平等で言えば、重量課金制の方が公平だと思います。その内日本の航空会社や新幹線等でも試行されるかも知れませんね。
痩せておいて損はなさそうですね。