頑張れ、大須賀君!

2013.07.03

以前も取り上げましたが、当社では主任に昇格をすると株式会社アイウィル(染谷代表)が主催する6ヶ月間の管理者養成コースの受講、卒業を義務付けています。

2泊3日の合宿研修で始まり、6ヶ月間に及ぶ通信教育、そして1泊2日の完成合宿に参加します。合宿時にはリーダーシップ3誓の暗記テストや発声テスト等沢山のテストが待ち受けています。先月この研修に参加した当社の大須賀君がアイウィル社が毎月発行している「月間ヤアーッ7月号」に取り上げられたので記事を披露します。アンダーラインは私が引きました。(この記事はアイウィル社の坂口英生講師が執筆したものです。アイウィル社の了解を取ってます。)

 身長188センチ、精悍な表情、全身バネの体。ハリのある声。このような研修生なら他にもいる。しかし初対面のときから異彩を放っていた。高校生の時から甲子園で注目され、長い間プロ野球で活躍してきたという自信と華やぎがオーラとなって身をつつみ、外に放たれているのだろう。
 去年、物流会社に転職した。会社からは将来のエースとしての期待を背負っての研修派遣であった。普通ならば、偉ぶったり独善的であったりしがちであるが、この研修生は違っていた。謙虚で意欲的という言葉がぴったりであった。大きい声を出す、機敏に動く、体操をするといった課題に関しては難なくこなした。さすがは野球で鍛え上げてきただけあると感じた。
 一方、思考力を問う課題では苦戦した。小学校から野球を始め高校・大学と野球一本できたためである。どうしても勉強より野球に重きを置いた生活が続いたのであろう。読み書きテストの結果に愕然とした。本人も基礎学力のなさにあきれたと言っていた。
 すでに社会では役職のついた仕事をしている。今後ビジネスの世界で生きていくと覚悟を決めた今、改めて仕事の基礎能力を磨いていくための闘いが始まったのである。
 合宿研修終了翌朝、御礼と「第二ステップを必ずやりとげます」という固い決意のメールがアイウィルに届いた。三日間以上に苦戦する日々が続くのは必至である。しかしプロの世界で鍛え上げた強い精神力と粘り強さ、何より抜群に高い向上心を持っているので、必ず成果を上げてくれると確信している。
 この研修生、㈱ダイワコーポレーションの大須賀 允氏である。
 大須賀允。S55年栃木県生まれ。前橋工業高校時代は夏の甲子園で二回ベスト四を経験。東北福祉大学を経て平成14年プロ野球巨人軍にドラフトで入団。五年在籍。一軍でホームランを打ったこともある。平成19年広島移籍、翌20年10月退団。プロの道を断念し実業界に転身する。
 自分の好きな仕事を一生やれる人は少ない。また順風満帆に人生を送れる人もそうそういない。人生は山あり谷ありである。いつ何が起こるか分からない。だからおもしろいのである。高校球児一万人のうち甲子園の土を踏めるのが千人。みなプロを目指して猛練習するがプロになれるのはそのうち七十人。大須賀氏はこの険しい山を登り切った。人生の再挑戦、第二の山も登り切って、頂上で凱歌を上げるのだろう。

大須賀君には昨年10月1日に入社してもらいました。好きな言葉は「明るく!楽しく!元気よく!」、その言葉の通り向上心に溢れ、立ち振る舞いはさわやかで礼儀作法もばっちりです。当社でも大きな戦力として攻守共に活躍してくれると確信しています。
大須賀君、これからもその向上心、謙虚さ、前向きな心構えを忘れることなく頑張って下さい!!

□終わりに;
株式会社アイウィルの管理者養成研修は、私も十数年前に受講し卒業しています。ものすごい量の通信教育に負けそうになったときもありましたが、「時間を作る」、「時間を大切に使う」ことを学びました。
アイウィルの通信教育がきっかけとなり、30代は早朝から自己啓発や勉強をしていました。

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