野球部躍進中!

2025.06.03

5月24日から 第79回国民スポーツ大会 軟式野球 神奈川県予選の戦いが始まりました。
ダイワコーポレーション野球部の1回戦は対「鰯」、場所はサーティーフォー相模原球場、結果は快勝(12対1)。ヒット13本、投手は井上(涼)が好投、見事完投しました。故障明けなのにスゴイ!  
2回戦は対「すがクラブ」、結果は快勝(11対0)。この試合もヒットを量産(14本)、投手は北松、田中が完封リレー。

5月27日 準決勝 対「湘南信用金庫」、場所は海老名野球場。公式戦では未だ勝利したことのない強豪チーム。接戦が予想されたが、結果は快勝(9対2 7回コールド勝ち)。切れ目のない強力打線が実力を発揮、投手は先発のエース北松がすばらしいピッチングで相手強力打線を抑えた。嬉しい!

準決勝の勝利後、休憩30分で決勝戦の相手は名実共に神奈川No.1である「Astemo㈱厚木工場」、過去一度も勝利したことにない神奈川最強のチームです。ものすごい緊張感の中始まったゲームは、お互い得点を重ね、9回を終わって6対6の同点。勝負はタイブレークに委ねられた。※タイブレーク ノーアウト、ランナー1,2塁から試合開始する。早めに勝敗を決めるため取られる特別ルール。先攻のダイワは残念ながら無得点、それに対し相手は簡単に得点しゲームセット。
健闘及ばず惜しくも敗れました。悔しい!

今年の国体 神奈川予選は強敵「湘南信用金庫」に勝った後、「Astemo㈱厚木工場」に惜敗し準優勝で終わりました。見事な成績だと思います。今年は砂川新キャプテンのもと「打ち勝つ野球」をモットーに練習を重ねてきたが、理想とする野球ができたと思います。みんなの頑張り、不断の努力に敬意を表します。本当にありがとう!

堂上監督、選手のみんな、素晴らしいゲーム、準優勝という栄誉ある結果をもたらしてくれて本当にありがとう。来年は優勝を期待しています。

敢闘賞 砂川選手


最後に堂上監督の熱い想いを聞きましたので、そのまま下記します。
ジーンとします。

今大会に向け、選手主導でチーム幹部メンバーのMTG、時には監督も入りMTGが幾度となく行われ
チームの在り方や戦術、色々なことが話し合われました。
大谷選手ではないですが、強豪チームに憧れるのを辞めようという動きとなり、
総合力で格上の相手にどう立ち向かうか、何をすることで、勝機となるのかを議論し合いました。
ミスや隙をつく、少ないチャンスをものにする野球が現在の軟式野球においての王道になっています。しかし私達が出した結論は「圧倒的な打撃で相手を上回る」ヒット1本で1点を取る相手に対して私達は1イニングに3本ヒットを続けて、打って点を取る!という少し無謀に見える方針ですが迷いはありませんでした。そして送りバントもしないという戦術を取る事になりました。
選手は皆、打者視点で今まで考えておりましたが、今回は相手投手視点で全ての事を考え、ゲームを行えた事は収穫でした。

「打撃こそ全て」という今回の考え方は、野球の勝利に直結する得点の最大化を追求する、非常に合理的かつ攻撃的な戦略と言えます。
もちろん、野球は総合力が問われるスポーツであり、守備や走塁も重要ですが、打撃力をチームの柱とすることで、より確実な勝利への道筋を描けるということになります。野球は点を取らなければ勝てないスポーツであり、その得点源の大部分を占めるのが打撃だからです。

チームとして「チャンスはもらうのではなく自分達から作り出す」という超攻撃的な意識で全員を統一しました。

正直細かな作戦が苦手、不器用、バントが下手、叩きが出来ない選手が多いなど、穴は多いのですが元々皆は打撃には自信があり、それこそ高校大学では主軸打者です。創部当初の打ち勝つ野球、野球で一番楽しい事をして勝つというシンプルな原点に回帰することを決め、「ファーストストライクを必ず打つ」という「決め事を全員が徹底」し、迷いなく打席へ、迷いなくスイングを行えたことが相手投手ならびに相手チームに対し今回脅威となりよい結果に繋がったと思います。

大会中では決勝までの4試合中3試合がコールド勝ちであり、大会では50安打3HRを打ちました。
準決勝においては過去何度も対戦し、勝利したことのない強豪の湘南信金様に序盤から猛攻撃をかけ
まさかのコールド勝ちを収め、決勝の王者Astemo㈱厚木工場様には取っては取られ、9回4対6からの2点差を同点に追いつき最後まで自分たちの信じるダイワ野球で打ち続けました。延長タイブレークで惜しくも優勝直前で負けはしましたがこれでよかったと思います。なぜなら過信のまま上がるより、松坂大輔さんの言葉を借りるのであれば、今回の結果を踏まえ「自信」から「確信」に変わるまで引き続き実践・練習を行いたいと考えています。今回得た結果や経験は今後の野球部にとり貴重なものとなり確信に変わりつつある状態だと思います。
もう優勝は直前です。手の届くところまで本当に来たと思います。

打撃ばかりが目立っておりますが、試合の勝敗の9割は投手の出来にかかっています。
初戦に怪我から復帰し完投勝利した井上涼平投手、準々決勝、準決勝と見事なピッチングしてくれたエース北松投手、そして決勝では田中、川井、井上涼平、北松投手の継投で試合を守り切った自慢の投手陣には本当に感謝しかありません。

曽根社長や従業員の皆様へ感謝の意を表し、恩返しするには優勝しかございません。
選手全員同じ気持ちでやっています。今回も相当悔しかったのは間違いございません。

ただ野球が好きなだけならクラブチームで楽しくやればよいと思いますが
皆、看板背負って戦うことを選んでいますので気持ちは一つ、やることは一つだと思っております。今回の大会での反省点・改善点を徹底して練習し、軸は変えず、その打撃という軸をもっと伸ばしていく方向で今後も精進致します。あと少しだけお待ちください、
ダイワコーポレーション野球部全員の力で優勝をもぎとって皆の念願である社長を胴上げするという目標を必ず達成致します。

以上

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