アンチエイジング!

2013.10.25

昨日横浜のホテルニューグランドで開催された第35回大都市倉庫業中小企業委員会に出席してきました。東京地区、神奈川地区、東海地区、大阪地区の倉庫協会の中小企業委員が一堂に会し、情報交換や施設見学を行います。

昨日夕刻からは三浦豪太氏のご講演がありました。今年父である三浦雄一郎氏とともに3度目のエベレスト登頂に成功した三浦さんです。豪太氏は父である雄一郎氏、祖父である敬三氏の体の研究を重ね遂には論文を書き、見事医学博士になられました。1時間30分に及ぶご講演でしたが、興味深いお話の連続で全く眠くなることもなく気づいたらA4用紙いっぱいにメモを取っていました。

今年80歳の父雄一郎氏とエベレスト(8,848m)2度目の親子同時登頂を果たしたときのお話は感動の連続でした。
どんなときでもユーモアたっぷりで笑顔を絶やさない雄一郎氏は、究極のプラス思考の持ち主であることを知りました。75歳のときに2度目のエベレスト登頂を果たしているわけですが、エベレスト登山中に「80歳でエベレストに登る」と口にしたそうです。
また、76歳のときにはスキーで骨盤骨折、今年初めまで計4回の不整脈の手術を行いながらも一度も3度目のエベレストチャレンジを諦めるような言動はなかったそうです。それどころか、80歳でのチャレンジを止める医者が多い中、チャレンジを応援してくれる医者を探し、その医者の意見を信じ準備を進めたそうです。

三浦豪太氏曰く「アンチエイジング」には3つの柱があるそうです。

  1. 食事:バランスの良い食事
  2. 運動:沢山歩くことが基本。特に足を鍛えることは長生きに直結する。
  3. 生きがい:ドキドキ、ワクワクを作ることが非常に重要。祖父である敬三氏は101歳で他界するまで年110日はスキーをしていたそうです。また90歳を過ぎてスキーが上手くなりたいという向上心が強く、毎日スキーの技術等に関する日記をつけていたそうです。

三浦雄一郎氏であれば「冒険」、「スキー」が生きがいです。その生きがいがあるからこそ毎日が楽しくいつも陽気でいられるということになります。日々鍛錬をしている雄一郎氏の骨密度は28~29歳並だそうです。さすがです!
雄一郎氏が成し遂げた80歳でのエベレスト登頂について、豪太氏はその意義を「人類の可能性を示した」ことであるとお話しされました。日本人男子の平均寿命である79歳を越えた80歳で登頂できたことは、後を追う人に夢や、「俺もできる」という希望を与えます。
豪太氏によると、ゴルフを生きがいにしても良いそうですから、私はゴルフを生きがいに長生きしていきたいと思います。ゴルフでは自然の中を歩くことが重要だそうです。(極力カートから降りるようにしないと)
「長生きしてゴルフをする」思考はNGで、「ゴルフがしたいから長生きする」思考でいくと長生きできるそうです。
皆さんも生きがいを見つけて長い時間をかけて究めてみてはいかがでしょうか?

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