今年を象徴する漢字
2015.12.18
今週15日に日本漢字能力検定協会が恒例の今年を象徴する漢字を京都清水寺で発表しましたね。今年は129,647通の応募中最多の5,632通=4,3%が「安」を選び見事トップになりました。
2位 爆
3位 戦
1位の「安」は今年TPPとともに国民の関心が非常に高かった安全保障関連法案の安。そして世界各地で頻発するテロに対する不安の安。マンションの杭打ちデータ流用に端を発した問題で不安が募ったことなどが理由だそうです。
ちなみに昨年の1位は「税」→ 消費税が17年ぶりに引き上げられ8%になったことが一番の選出理由です。税と言えば来年度から法人実効税率が現在の32.11%から29.97%に下がることが決定しましたね。まだまだ下げて欲しいですが大きな一歩だと思います。
私の今年を象徴する漢字は何だと思いますか?
それは、 「責」 です。
今年の6月12日に倉庫業青年経営者協議会の第21代会長の職を全うし、盟友である白石倉庫太宰社長にバトンタッチしました。一昨年の6月から1期2年間伝統ある協議会の会長を務めたわけですが、その重「責」、プレッシャーは相当なものでした。重責から解放され心身ともに楽になりました。
また9月からは会社の幹部、顧問の皆さんと経営革新プロジェクトを立ち上げました。今後労働人口が毎年減少していく中で、当社が成長・発展を続けていくために何をしておくべきなのか? 何ができるのか? 等を考え議論しています。決定事項はすぐに実施しています。5年後、10年後、20年後と先のことを熟考すればするほどトップとしての「責」任の大きさ、重さを改めて感じています。経済・社会・金融環境がどんなに変化しようともビクともしない強い会社にするため、もっともっと色々なことを学び人間力、胆力をつけると同時に、人的ネットワークを拡げていきたいと思っています。