感激しました!

2013.08.28

朝晩は幾分暑さがやわらぎ過ごしやすくなってきましたね。秋は目前ですね。秋は仕事の外回り、各種レジャーに最適なシーズンですね。秋のゴルフ場のことを考えただけで気分が上がります。

今日は感激したことがあるので取り上げます。
長年主要得意先様の配送で御世話になっているS急便J店のY様より高級ワインを頂戴しました。その箱の中にはお気持ちのこもった手紙、そして新聞のコピーが入っていました。ワイン、手紙、すごく嬉しいです。コピーを拝見すると、「日本でいちばん大切にしたい会社」(2008年刊行)で一躍有名になられた法政大学大学院の坂本光司教授を取り上げた記事でした。
坂本教授を取り上げた記事ですが、Y様が小生の参考になると思い贈って下さったのだと思うと、すごく感激してしまいました。それ故、Y様に対しては御礼の気持ちに加え人として「尊敬」の思いが強く芽生えました。
改めてY様のような素晴らしい方と一緒に仕事ができる幸せに感謝します!

折角なので坂本光司教授のお考え、想いを記事やネットから借用させていただき下記します。深いですよ~。これを「そんなのきれいごとだよ!」で終わらすのか、「うちの会社でも今日から従業員をもっともっと大切(重視)にしよう」と誓い、実践していくのかが経営者が素晴らしい会社を作れるかどうかの岐路なんだと思います。
坂本教授は「正しい経営」をしている会社にだけ光をあて続けている方です。「正しさ」の基準はシンプルで、下記5人を(下記の順番で)重視する経営だそうです。

1)社員とその家族
2)外注先・下請け企業
3)顧客
4)地域社会
5)株主

特に社員(従業員)を大切にしているかどうか?にフォーカスをあてています。社員を犠牲にしない、路頭に迷わせないという経営が正しい経営だと断言されています。本当に社員を大切にしている会社は、6,600社以上の企業を調査した結果、1割はまわりの環境(好景気、不景気)に影響されることなく好業績を維持しているそうです。そしてその会社のほとんどが社員をものすごく大切にしているそうです。(坂本教授は現在も1週間に2社は会社訪問・調査を継続しているそうです。)
確かに、会社の最前線で顧客に商品・サービスをご提供する社員(従業員)が幸せ・やりがいを感じいきいきと仕事をしていなければ、顧客に喜んでもらえる、また幸せを感じていただける商品・サービスをご提供するのは無理だと思います。

私は30歳を過ぎた頃から「会社の利益創出」と「従業員の幸せ」の両立こそが経営者のミッションだと信じて経営にあたってきました。「卵が先か、ニワトリが先か?」の議論に近いのですが、私は、先に会社(従業員全員)が一丸となって頑張り適正利益を創出するからこそ → 従業員へ幸せ(十分な報酬、やりがい)を提供することができると考えてきました。
坂本教授は逆で、経営者は先に「従業員の幸せ」を追求しなさいと訴えているのです。そうすれば、好業績が後からついてくるという訳です。深いですね。まずはできるところから実践していきたいと思います!

追伸:最近の大企業のV字回復の背景にはアベノミクス効果だけではなく、その前から強引に取り組んできた「雇用カット」による固定費削減が大きく影響しているケースも多いのではないのでしょうか?

 

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