明るい兆しと暗い影

2014.01.09

今週月曜日から仕事が始まり、ご挨拶回りや賀詞交換会に出席し沢山の方にお会いし刺激をいただいております。ありがとうございます。
アベノミクスにより景気停滞・後退局面から景気回復局面に変わりつつある日本ですが、お会いした皆様のお話からは、強い危機感を感じました。
 
*輸入販売会社様→円安により仕入れコストが上昇している。コストUP分を販売単価に転嫁できなくて困っている。4月1日~の消費税UPも頭が痛い。
*大手運送会社様→東日本大震災以降の労働力不足が深刻化。トラックはあってもドライバーを確保できない状況。今後東京オリンピック需要で建設業界へ人が取られることは必至なので非常に厳しい。
*通販会社様→昨年から宅配運賃が上がったが、その分をお客様へ転嫁できず、利益率が下がっている。今後更なる運賃値上げ交渉がこないか心配している。
*総合物流会社様→日本を代表するような大手企業が回復し新卒を大量採用するようになったので、必要人数を確保するのが困難。今後人口減少に伴う人手不足にどう対応していくか検討していく。
 
新聞各紙やTVで取り上げられるような大企業の大半は業績が急回復しているようですが、弊社のような中小企業、物流企業はまだまだ苦戦を強いられています。とは言え、環境のせいにして自慰するつもりはありませんので、日々できること、しなければいけないこと、した方が良いことを実行し、1歩1歩前進していきたいと思います。
過当競争時代に突入している物流業界ですが、3つの「すごく」を実現すればまだまだ勝ち目はあると確信しています。
私が考える3つの「すごく」とは、
□すごく安く
□すごく正確に
□すごく早く
です。
どれもハードルは高いですが、乗り越えなくてはいけない課題です。要はお客様にご満足いただけるサービスをご提供することです。言い換えれば「コストパフォーマンスが良い」サービスの提供が当社の使命ということになります。
今年も仕事があること、仕事をすることができることに大いに感謝しつつ、全力で仕事に取り組んで参りたいと強く思っています。

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