風が吹けば桶屋が儲かる!

2017.08.28

今週木曜日で8月が終わります。実感がないです。
8月に入り天候に恵まれず曇りや雨の日が多かったからでしょうか?

今朝電車内で日経新聞を読んでいたら、3面にレンゴーの会長兼社長 大坪氏の
インタビューが掲載されていました。1か所すごく興味が湧きました。
「日本は少子高齢化の中であっても、消費はそれなりに回復している。2017年の段ボール需要は141億㎡までいく思うが、これは史上最高だ。」
という記事です。
興味が湧いたので、経産省生産動態統計調査結果を調べてみたところ、H20年には135.6億㎡だった生産量は昨年H28年には139.8億㎡と増加しています。
これは通販の普及によるところが大きいようですが、今後一層の通販増加が見込まれることから、当面は段ボール需要は増加傾向だと思われます。
このように、IOT、通販の普及は色々な産業に恵みの雨を降らしています。

商品をきちんと梱包するためには段ボールは必需品なのですが、新聞記事を目にしたときには、「風が吹けば桶屋が儲かる」という日本のことわざを思い出しました。

「風が吹けば桶屋が儲かる」ということわざは皆さん知っていると思いますが、その由来をご存知の方は少なそうなので、下記披露しておきます。
私は学生時代に、このことわざにすごく興味を持った記憶があります。

*風が吹くと土ぼこりがたつ → それが目に入ることで盲人が増える →
 盲人は三味線で生計を立てようとする → 三味線の需要が増加 → 
 三味線には猫の皮が張られる → 猫が減少 → 
 猫が減るとねずみが増加 → ねずみにかじられる桶が増加 →
 桶の需要増加 → 桶屋が儲かって喜ぶ

弊社では長年に亘りISO9001の認証を取得しているのですが、色々な不適合サービス、ミス、クレーム事項の根本原因を追究する手法に似ているな~と思いました。

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